第153回芥川・直木賞(日本文学振興会主催)の選考会が16日、東京・築地の新喜楽で開かれ、芥川賞はお笑いコンビ「ピース」で活躍する又吉直樹さん(35)の「火花」(文学界2月号)と、羽田圭介さん(29)の「スクラップ・アンド・ビルド」(文学界3月号)に決まった。直木賞は東山彰良さん(46)の「流」(講談社)が選ばれた。 又吉さんは初候補での受賞。作品は2人のお笑い芸人の友情と葛藤を描いた中編。天才的なセンスを持ちながら時流に乗れず、身を持ち崩す神谷と彼を慕う徳永が、さまざまな人間関係や漫才論議を通し、互いの芸と生き方を見詰めていく作品だ。 写真は、芥川賞受賞が決まり、ピースサインをして喜びを表す又吉直樹さん(東京都千代田区)(2015年07月16日) 【時事通信社】
2022.01.28
人物・歴史
【芥川賞・直木賞】受賞作家 (36/105)
第153回芥川・直木賞(日本文学振興会主催)の選考会が16日、東京・築地の新喜楽で開かれ、芥川賞はお笑いコンビ「ピース」で活躍する又吉直樹さん(35)の「火花」(文学界2月号)と、羽田圭介さん(29)の「スクラップ・アンド・ビルド」(文学界3月号)に決まった。直木賞は東山彰良さん(46)の「流」(講談社)が選ばれた。 又吉さんは初候補での受賞。作品は2人のお笑い芸人の友情と葛藤を描いた中編。天才的なセンスを持ちながら時流に乗れず、身を持ち崩す神谷と彼を慕う徳永が、さまざまな人間関係や漫才論議を通し、互いの芸と生き方を見詰めていく作品だ。 写真は、芥川賞受賞が決まり、ピースサインをして喜びを表す又吉直樹さん(東京都千代田区)(2015年07月16日) 【時事通信社】