第155回芥川・直木賞(日本文学振興会主催)の選考会が19日夕、東京・築地の新喜楽で開かれ、芥川賞は村田沙耶香さん(36)の「コンビニ人間」(「文学界」6月号)に決まった。直木賞には荻原浩さん(60)の「海の見える理髪店」(集英社)が選ばれた。 村田さんは初候補での受賞。作品は、バイト先のコンビニなしには生きられない36歳独身女性の異様な世界像がテーマ。家族や友人から孤絶していくさまをリアルな心理描写で表現した。 写真は、芥川・直木賞に選ばれ、記念撮影する(左から)直木賞の荻原浩さん、芥川賞の村田沙耶香さん=19日午後、東京都千代田区(2016年07月19日) 【時事通信社】
2022.01.28
人物・歴史
【芥川賞・直木賞】受賞作家 (34/105)
第155回芥川・直木賞(日本文学振興会主催)の選考会が19日夕、東京・築地の新喜楽で開かれ、芥川賞は村田沙耶香さん(36)の「コンビニ人間」(「文学界」6月号)に決まった。直木賞には荻原浩さん(60)の「海の見える理髪店」(集英社)が選ばれた。 村田さんは初候補での受賞。作品は、バイト先のコンビニなしには生きられない36歳独身女性の異様な世界像がテーマ。家族や友人から孤絶していくさまをリアルな心理描写で表現した。 写真は、芥川・直木賞に選ばれ、記念撮影する(左から)直木賞の荻原浩さん、芥川賞の村田沙耶香さん=19日午後、東京都千代田区(2016年07月19日) 【時事通信社】