2024-12-19 17:57スポーツ

佐久長聖、連覇へ充実=女子は仙台育英が軸―全国高校駅伝

前回大会の男子5区で力走する佐久長聖の佐々木=2023年12月24日、京都市内
前回大会の男子5区で力走する佐久長聖の佐々木=2023年12月24日、京都市内

 師走の都大路を駆ける全国高校駅伝が22日、たけびしスタジアム京都を発着点とするコースで行われる。男子は第75回、女子は第36回。今年から地区代表枠が常設され、男女各58校が出場。男子は7区間42.195キロ、女子は5区間21.0975キロで争う。ともに留学生の起用区間は3キロの区間に限定される。
 【男子】佐久長聖(長野)が連覇を目指す。前回4区で区間2位の浜口、5区で区間新の佐々木が健在。5000メートルで13分台の自己記録を持つ選手を5人そろえ、昨年マークした2時間1分0秒の大会新記録の更新も狙える。
 昨年3位の八千代松陰(千葉)は、高校総体5000メートルで日本人トップの2位だったエース鈴木がどの区間に配置されるかがポイント。仙台育英(宮城)は2年生コンビの近江と鈴木の出来が重要になる。大牟田(福岡)、西脇工(兵庫)も上位争いに加わりそうだ。
 【女子】昨年は1秒差で優勝を逃した仙台育英(宮城)が軸になりそう。前回2区で区間賞のジェロップ、3区2位の長岡ら充実の布陣。大阪薫英女学院も経験豊富な塚本、河村に加えて1年生の村井が台頭し、総合力は高い。
 前回優勝の神村学園(鹿児島)も強力。昨年に続き1区を走りそうな瀬戸口が勢いをつけ、小倉らで主導権を握れるか。地元の立命館宇治(京都)は高校総体3000メートル6位の佐藤に期待が懸かる。築紫女学園(福岡)、須磨学園(兵庫)も上位を争う力がある。
[時事通信社]

前回大会の女子3区で力走する仙台育英の長岡みさき=2023年12月24日、京都市内
前回大会の女子3区で力走する仙台育英の長岡みさき=2023年12月24日、京都市内

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