2019.09.02 スポーツ

【男子テニス】錦織圭 (307/440)

ウィンブルドン選手権開幕を前に練習する錦織圭(中央)=2017年7月1日、英国・ウィンブルドン【AFP=時事】 テニスの四大大会第3戦、ウィンブルドン選手権は7月3日から英国のウィンブルドンで行われる。男子シングルスで世界ランキング9位の錦織圭(日清食品)にとっては、四大大会でただ一つ8強入りしたことがない舞台。前哨戦で腰や臀部(でんぶ)を痛めており、試練をどう乗り越えるか注目される。 準々決勝で敗れた全仏オープン後、錦織は芝コートのゲリー・ウェバー・オープンで腰などを痛めて途中棄権した。大会前の練習中にも腰を気にするそぶりを見せており、万全の体調とは言い難い。足腰への負担が増す芝コートのウィンブルドンは2年続けてけがで棄権しており、序盤で体力を温存しながら調子を上げていきたい。 優勝争いは「芝の王者」と呼ばれるロジャー・フェデラー(スイス)が軸。35歳になっても鋭く正確なショットは健在。若手では全仏4強の23歳、ドミニク・ティーム(オーストリア)が、連覇を狙うアンディ・マリー(英国)ら「ビッグ4」を脅かせるか。 女子の優勝争いは、前回優勝のセリーナ・ウィリアムズ(米国)が妊娠で欠場するため、同準優勝のアンゲリク・ケルバー(ドイツ)が中心か。19歳の大坂なおみ(日清食品)らが上位進出を目指す。