2019.09.02 スポーツ

【男子テニス】錦織圭 (173/440)

ロジャーズ・カップの男子シングルス1回戦でプレーする錦織圭。ロビン・ハーセ(オランダ)に5−7、1−6で敗れた=カナダ・トロント【AFP時事】 四大大会に次ぐ格付けのマスターズ初戦。錦織は気合が空回りしたようにあっけなく敗れた。世界ランキング39位のハーセにストレート負け。「ミスがすごく多かった。それが一番の原因」と、ぶぜんとした表情を浮かべた。 出だしは錦織のペース。力強いフォアで揺さぶり、第1セット第2ゲームをブレークするなど3ゲーム連取。だが、3−1で迎えた第5ゲームを三つのダブルフォールトで落とした。これで流れが一変。「リードを広げていれば、もう少し楽に進められていた。劣勢になるきっかけになった」。息を吹き返した相手に圧倒され、流れを取り戻せなかった。 先週のシティ・オープンで8強に入り、夏のハードコートシーズンをうまく滑り出したはずだった。ボッティーニ・コーチは「ひどい試合。ウィンブルドンから調子は上がってきていた。どうしたのか分からない」と首をかしげる内容。今月末に開幕する全米オープンに向け、弾みをつけたかったカナダで思わぬ初戦敗退となった。(トロント時事)(2018年08月07日)