2019.09.02 スポーツ

【男子テニス】錦織圭 (280/440)

シティ・オープンの準々決勝でプレーする錦織圭。第2シードの錦織は世界ランキング225位のトミー・ポール(米国)に3−6、7−6、6−4で逆転勝ちした。相手のマッチポイントを3度しのいだ。準決勝では世界8位のアレクサンダー・ズベレフ(ドイツ)と対戦する=米ワシントン【EPA=時事】 錦織は凡ミスを連発し、世界ランキング225位の20歳にあと一歩まで追い詰められた。 第1セットは序盤にブレークされ、勢いづく相手に押し切られた。第2セットは3度マッチポイントをしのいだ。3−5で迎えたサービスゲームと、タイブレークでは2度。いずれも長いラリーでポイントを奪った。 最終セットもギアは上がらなかったが、序盤に相手のミスに乗じてブレーク。このリードを何とか守り切った。とはいえ試合を通し、速いテンポで打って相手の余裕を奪っていく錦織らしいラリーはほとんどなかった。 対戦相手のポールは主催者推薦で出場した若手で、ツアーの優勝経験がない。錦織は「思い切ったプレーで、いいサーブも打てる印象があるので気を付けてやりたい」と話していたが、貫禄を示すことはできなかった。プレーが安定せず、初戦から格下を相手に接戦を強いられる状態が続いている。(ワシントン時事)(2017年08月04日)