2019.09.02 スポーツ

【男子テニス】錦織圭 (271/440)

所属契約企業の記者発表会に出席し、写真撮影に応じる錦織圭=東京都新宿区【時事通信社】 右手首の負傷で男子テニスのツアーから遠ざかっている錦織圭は24日、所属契約先の日清食品が東京都内で開いた記者発表会に出席し、今後に向けて「なるべく早く復帰したい。目標は(来年)1月から出られること」と意欲を見せた。 今季序盤から負傷に苦しんだ錦織は8月の練習で右手首を痛め、尺側手根伸筋腱(けん)の脱臼と診断され、今季残り試合を欠場して治療に専念。自己最高4位の世界ランキングは22位まで下がったが、「体はよりタフになっている感じ。早くトップ5に戻りたい」と前向きに話した。 負傷直後は患部を固定していたが、10月下旬から練習を再開し、現在は本来より軽いラケットで一日1〜2時間ほどボールを打ち、徐々に実戦用に戻す予定という。 来季初戦のブリスベン国際(1月、オーストラリア)に出場登録しているが、慎重に復帰時期を見極めるつもりで、「2、3月になるかも分からない。しっかり治して、100%の状態で戻りたい。マスターズやグランドスラムを取れるように2018年も頑張りたい」と抱負を語った。(2017年11月24日)