2024.01.24 スポーツ

【野球】野球殿堂に入った名選手 (64/87)

1993年 稲尾和久 1937年、大分県別府市生まれ。別府緑丘高(現芸術緑丘高)から56年に西鉄入りして新人王を獲得した。58年の巨人との日本シリーズでは3連敗した後、先発などで4連投。逆転優勝の原動力となって「神様、仏様、稲尾様」と称賛された。第5戦では自らサヨナラ本塁打も放った。61年にはスタルヒンと並ぶプロ野球タイ記録のシーズン42勝も記録するなど「鉄腕稲尾」と呼ばれ、中西、大下、豊田らの強力打線とともに西鉄黄金時代を築いた。肩の酷使がたたって69年を最後に引退。通算成績は276勝137敗、防御率1.98だった。その後は西鉄、ロッテなどで監督を務めた。写真は68年撮影 【時事通信社】