1995年 杉浦忠 1935年、愛知県生まれ。立大時代に長嶋茂雄らとともに黄金時代を築き、58年に南海(現ダイエー)に入団。下手投げの華麗なフォームから繰り出す速球やシンカーを武器に、1年目に27勝を挙げ新人王を獲得。59年には38勝4敗の好成績で優勝に貢献し最高殊勲選手(現最優秀選手)に輝いた。同年の巨人との日本シリーズでは4試合すべてに登板して4連勝する離れ業を見せた。常に冷静さを失わず、「球界のジェントルマン」と評された。 70年に引退するまで、実働13年間の通算成績は577試合の登板で187勝106敗、防御率2・39。引退後は近鉄のコーチなどを経て、86年から南海の監督に就任。在任中の89年に経営母体がダイエーに移ったため初代監督となり、通算で4年間指揮を執った。写真は68年撮影 【時事通信社】
2024.01.24
スポーツ
【野球】野球殿堂に入った名選手 (60/87)
1995年 杉浦忠 1935年、愛知県生まれ。立大時代に長嶋茂雄らとともに黄金時代を築き、58年に南海(現ダイエー)に入団。下手投げの華麗なフォームから繰り出す速球やシンカーを武器に、1年目に27勝を挙げ新人王を獲得。59年には38勝4敗の好成績で優勝に貢献し最高殊勲選手(現最優秀選手)に輝いた。同年の巨人との日本シリーズでは4試合すべてに登板して4連勝する離れ業を見せた。常に冷静さを失わず、「球界のジェントルマン」と評された。 70年に引退するまで、実働13年間の通算成績は577試合の登板で187勝106敗、防御率2・39。引退後は近鉄のコーチなどを経て、86年から南海の監督に就任。在任中の89年に経営母体がダイエーに移ったため初代監督となり、通算で4年間指揮を執った。写真は68年撮影 【時事通信社】