2024.01.24 スポーツ

【野球】野球殿堂に入った名選手 (54/87)

1999年 古葉竹識 1936年、熊本県生まれ。熊本・済々黌高から専修大、社会人の日鉄二瀬を経て58年に広島入団。遊撃手、二塁手として活躍した。64、68年に盗塁王のタイトルを獲得。70年に南海(現ソフトバンク)に移籍し翌年引退した。75年、開幕直後に退団したジョー・ルーツ氏に代わり、39歳でコーチから監督に昇格。山本浩二、衣笠祥雄らを擁してリーグ初優勝に導き、広島市民の悲願をかなえた。その後も猛練習と情熱で広島を常に優勝を争えるチームに育て、79年に2度目のリーグ制覇。日本シリーズでは近鉄を4勝3敗で破り、初の日本一になった。80年も勝って連続日本一を達成し、84年に三たび日本シリーズ制覇。赤いヘルメットをかぶり、機動力があって攻守のバランスが取れたチームは「赤ヘル軍団」と呼ばれた。写真は79年、2度目のリーグ優勝を果たし、声援にこたえる古葉監督 【時事通信社】