「安倍首相と麻生副総理を忖度」 塚田一郎国土交通副大臣は、2019年4月1日に北九州市で開かれた福岡県知事選の自民党推薦候補の集会で、同市と山口県下関市を新たに結ぶ下関北九州道路の事業化に関し、安倍晋三首相と麻生太郎副総理兼財務相の地元事業だと紹介した上で、自ら忖度(そんたく)して国直轄調査とすることを決めたと発言した。 塚田氏は「首相とか副総理が言えないので私が忖度した」と発言。「これは首相と副総理の地元の事業だよ(と言われた)。私は物分かりがいい。すぐ忖度する。分かりましたと応じた」とも語った。 翌2日に「一連の発言は事実と異なるため撤回し、謝罪する」とのコメントを出したが、5日には辞表を提出。事実上、更迭された。 写真は、辞任を表明した塚田一郎国土交通副大臣=東京・霞が関(2019年04月05日) 【時事通信社】
2022.11.18
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問題発言集 (22/58)
「安倍首相と麻生副総理を忖度」 塚田一郎国土交通副大臣は、2019年4月1日に北九州市で開かれた福岡県知事選の自民党推薦候補の集会で、同市と山口県下関市を新たに結ぶ下関北九州道路の事業化に関し、安倍晋三首相と麻生太郎副総理兼財務相の地元事業だと紹介した上で、自ら忖度(そんたく)して国直轄調査とすることを決めたと発言した。 塚田氏は「首相とか副総理が言えないので私が忖度した」と発言。「これは首相と副総理の地元の事業だよ(と言われた)。私は物分かりがいい。すぐ忖度する。分かりましたと応じた」とも語った。 翌2日に「一連の発言は事実と異なるため撤回し、謝罪する」とのコメントを出したが、5日には辞表を提出。事実上、更迭された。 写真は、辞任を表明した塚田一郎国土交通副大臣=東京・霞が関(2019年04月05日) 【時事通信社】