2022.11.18 その他

問題発言集 (44/58)

「日教組はがん」 中山成彬国土交通相は2008年9月25日の就任インタビューで、成田空港反対闘争を「ごね得」と述べた。また、大分県教委での汚職に触れ「日教組の子どもは成績が悪くても先生になる」などと断じたほか、「日本は単一民族」と発言。関係者の抗議を受け、いったんは撤回して謝罪した。しかし、27日に再び「日教組はがん」などと持論を述べた。与野党から批判が収まらず、同月28日、首相官邸で麻生太郎首相に会い、一連の問題発言の責任を取り、辞表を提出し、受理された。 その後行われた辞任会見では冒頭、「(発言後)たくさんの方から『よく言ってくれた』といった山のようなメール、電話が深夜まで鳴り続けていた」と自身の発言を自画自賛。「日教組はがん」などとした発言について、「失言と思っていないのか」との質問には「はい」ときっぱり応えた。 写真は「成田ごね得」発言などを陳謝する中山国土交通相=国土交通省(2008年09月26日) 【時事通信社】