2023.08.16 スポーツ

【野球】プロ野球の歴代本塁打王 (42/70)

ランディ・バース 1954年、米オクラホマ州生まれ。米大リーグのパドレスやレンジャーズでプレーした後、83年に阪神入団。初年から打撃で好成績を挙げ、85年には54本塁打、134打点、打率3割5分で三冠王となり、阪神の21年ぶりのリーグ優勝の立役者となった。西武との日本シリーズでも初戦から3試合連続ホーマーを放つなど活躍。日本一に導くとともにシリーズ最優秀選手に選ばれた。「神様、仏様、バース様」と称えられる。86年も47本塁打、109打点、打率3割8分9厘をマークし、2年続けて打撃三冠のタイトルを手中にした。85年4月の巨人戦で掛布、岡田と組んだクリーンアップによるバックスクリーンへの3連発は語り草となっている。病気の長男に対する対応を巡って球団と対立し、88年のシーズン途中に退団。まだ34歳で絶頂期にありながら、現役生活を終えた。2023年に野球殿堂入り。日本でプレーした6シーズンの通算成績は202本塁打、486打点、打率3割3分7厘。写真は86年撮影。 【時事通信社】