北極フォトアルバム〜海洋、気象、生態系 (93/96)

【地球最北の湖沼調査:カナダ・ワードハント島】 ワードハント・レイク氷上での調査の様子。氷にアイスドリルで穴を開けて水中の環境測定(水温・電気伝導度・溶存酸素・光スペクトル・映像撮影)をし、湖底生物群集試料と湖水試料の採集を実施。また、1年間にわたって水中の環境(水温・クロロフィル・光・溶存酸素)を観測する係留システムを湖氷の下に設置した。水中の光スペクトルデータと1年間の水中環境の連続データはこれまでに取られたことがなく、データを解析して水中環境の変動と生物との関係に迫るのが今から楽しみだ。(国立極地研究所・田邊優貴子/2016年7月16日撮影)[国立極地研究所提供] 【時事通信社】