北極フォトアルバム〜海洋、気象、生態系 (56/96)

【雪氷試料採取:東グリーンランド氷床コアプロジェクト(EGRIP)】 研究者はどこだ? 深さ4メートルのピット(縦穴)からの積雪サンプリングの様子。グリーンランドでは雪が解けないので、毎年の積雪が積み重なり雪の層を形成する。これが固められ氷となり、厚さ3000メートルを超える氷床を形作るのである。表面の4メートルで過去数年分の積雪が採取できる。取得した雪氷試料は、日本国内に持ち帰って化学分析を実施し、過去数年の表面質量収支(降雪・融解量の変化)を復元する。(国立極地研究所・中澤文男/2016年7月12日撮影)[国立極地研究所提供] 【時事通信社】