北極フォトアルバム〜海洋、気象、生態系 (53/96)

【民間旅客機を利用した温室効果ガス観測:シベリア上空】 ただいま大気採取中! 手動でポンプを回し、フラスコに大気を詰める。黄色いチューブがコックピット内の空調噴き出し口につながっている。この作業をユーラシア大陸上空にさしかかった東経135度の地点から東経10度の地点まで西に約10度進むごとに1回ずつ行い、合計12回繰り返す。1回の大気採取には約20分かかり、時間帯によっては30分間隔で繰り返さなくてはならないので、忙しい作業である。(気象研究所・坪井一寛/2016年8月1日撮影)[国立極地研究所提供](注)日本航空の特別な許可の下、安全を確保した上で撮影 【時事通信社】