北極フォトアルバム〜海洋、気象、生態系 (30/96)

【温暖化・酸性化のプランクトンに対する影響:「みらい」北極航海2016】 培養実験試料を処理するろ過設備。さまざまな種類のろ紙を用い、ろ紙の上に残ったもの、ろ紙を通過した液体側の成分を調べる。試料はそれぞれの分析項目に応じた保管方法で陸上の実験室に持ち帰り分析する。2015年の「みらい」航海でも今年カナダ海盆で行った実験と同様の実験をしているため、今回の実験結果と比較・検討することにより、北極海における植物プランクトンを起点とした生態系動態についての理解が深まることが期待される。(海洋研究開発機構・杉江恒二/2016年9月19日撮影)[国立極地研究所提供] 【時事通信社】