北極フォトアルバム〜海洋、気象、生態系 (61/96)

【大気中温室効果ガス観測:「みらい」北極航海2016】 「みらい」上甲板前部のマストに固定した大気取り入れ口。進行しつつある地球温暖化に関連して、引き起こされる北極域での大気中温室効果ガスの濃度の増加を早い段階で検出することを目的として、大気データを取得する。この大気取り入れ口を観測用船室に設置した観測システムまで配管でつなげる。艤装(ぎそう)作業が行われたのは静岡・清水港。この日の静岡県の最高気温は36度を越え、灼熱(しゃくねつ)の太陽の下で作業をしていると、ペットボトルの水があっという間になくなる。(国立環境研究所・遠嶋康徳/2016年8月9日撮影)[国立極地研究所提供] 【時事通信社】