北極フォトアルバム〜海洋、気象、生態系 (3/96)

【アイスキャンプでの海洋観測:カナダ・バフィン島沖】 アイスホールには、直径数ミリから数センチの藻類の塊が多数浮遊しているのが分かる。この藻類は主に珪藻(けいそう)類で、1個体の大きさがおよそ0.05ミリメートルの単細胞の植物である。アイスアルジーと呼ばれる、海氷の底に付着して繁殖していた藻類が、はがれて浮遊していたものと考えられる。(北海道大学・三瓶真/2016年6月3日撮影)[国立極地研究所提供] 【時事通信社】