2022.01.18 スポーツ

【男子体操】内村航平 (64/242)

世界体操開幕を翌日に控え、練習する内村航平と白井健三=カナダ・モントリオール【時事通信社】 体操の世界選手権が10月2日にカナダ・モントリオールで開幕する。今年は団体総合はなく、個人総合と種目別を実施。男子個人総合で内村航平(リンガーハット)が7連覇を達成できるかが、最大の焦点となる。 内村は昨年のリオデジャネイロ五輪で個人総合連覇に成功。その後のルール改正で、技の難度を示すDスコアが一部で下げられたため、五輪時ほどの高得点は出にくくなった。リオ五輪銀メダルのオレグ・ベルニャエフ(ウクライナ)は今季、個人総合で内村を上回る得点をマークしており、内村の偉業達成は簡単ではなさそうだ。 白井健三(日体大)は初めて世界選手権の個人総合に臨む。3年後の東京五輪を視野に入れ、世界の舞台でどこまで戦えるか。種目別では、過去3大会で2度優勝しているゆかとともに、跳馬でも金メダルを目指す。 男子種目別は上位を狙えるスペシャリストがそろった。宮地秀享(茗渓ク)は鉄棒でI難度の大技に挑戦する予定で、成功すれば表彰台が見えてくる。あん馬は2013年大会金メダルの亀山耕平(徳洲会)、跳馬は安里圭亮(相好ク)がメダルをにらむ。 日本女子の目標は6大会ぶりのメダル獲得。国内の個人総合では敵なしの村上茉愛(日体大)、平均台で大技に挑戦する杉原愛子(朝日生命)らが上位を狙う。(2017年10月01日)