2022.01.18 スポーツ

【男子体操】内村航平 (222/242)

体操の第43回世界選手権第8日は14日、東京体育館で男子個人総合決勝が行われ、内村航平(22)=コナミ=が2009年から3大会連続となる金メダルに輝いた。過去の大会連覇は内村を含めて3人だけで、個人総合3連覇は男女を通じて史上初の快挙となった。 内村は19歳で出場した08年北京五輪で団体銀メダルに貢献し、個人総合でも銀。今大会、団体の日本は中国に次ぐ銀メダルだったが、個人総合では内村が王者の底力を示した。 山室光史(22)=コナミ=も銅メダルを獲得、ロンドン五輪に向けて大きな弾みとなった。 ◇内村航平(うちむら・こうへい)の略歴 コナミ。体操クラブを営む両親の影響で3歳から体操を始めた。2008年北京五輪の個人総合と団体総合で銀メダル。初出場した09年世界選手権の個人総合で、日本人最年少となる20歳9カ月で金メダルを獲得した。翌年の世界選手権個人総合で連覇を達成。162センチ、54キロ。長崎県出身。22歳。  ◇山室光史(やまむろ・こうじ)の略歴 コナミ。2006年の高校総体個人総合で優勝し、同学年の内村航平(コナミ)の3冠を阻止した。08年アジア選手権個人総合で金メダル。初出場した昨年の世界選手権では、つり輪で4位に入った。158センチ、58キロ。茨城県出身。22歳 男子個人総合決勝の表彰式で、メダルを掲げる内村航平(左)と山室光史=東京体育館(2011年10月14日) 【時事通信社】