北朝鮮の軍事力 (223/288)

朝鮮人民軍第171軍部隊の砲実弾射撃訓練の様子として朝鮮中央通信が2014年7月15日に配信した写真。同通信は、この訓練を金正恩第1書記が視察したと報じた。写真に写っているのは、大型トラックに多連装ロケットランチャーを搭載した兵器だが、ロケットの口径など詳細は不明。 韓国政府によると、北朝鮮は中国の技術援助を受けて、新型の300ミリロケット砲を開発した。射程距離は200キロを超え、ロシアの衛星測位システムを備えているため、精密な照準が可能という。14年8月14日には北朝鮮東部の元山一帯からロケット弾が日本海に向け発射され、北東方向に約220キロ飛行した。韓国軍関係者は新型ロケット砲が実戦配備された可能性があるとして警戒を強めている(2014年07月15日) 【朝鮮通信=時事】