北朝鮮の軍事力 (174/288)

北朝鮮の国防科学院が行った新型長距離巡航ミサイルの発射実験【朝鮮通信・時事】 朝鮮中央通信は13日、北朝鮮の国防科学院が11、12両日に新型長距離巡航ミサイルの発射実験を実施し、成功したと伝えた。北朝鮮がミサイルを発射するのは3月以来。発射には金正恩総書記は立ち会わず、このほど新たに就任した朝鮮労働党の朴正天政治局常務委員兼書記らが参観した。 同通信によると、長距離巡航ミサイルは領土と領海の上空に設定された「楕円(だえん)および八の字形の飛行軌道」を7580秒(2時間6分20秒)飛行し、1500キロ先の目標に的中。新開発エンジンの「推進力」やミサイルの「飛行操縦性」「命中正確性」など「設計上の要求をすべて満足させた」として、「兵器体系運用の効果性と実用性が優秀に確証された」と強調した。(2021年09月13日)