北朝鮮の軍事力 (210/288)

大陸間弾道ミサイル(ICBM)「火星(ファソン)14」型の試射を視察する金正恩朝鮮労働党委員長(右から2人目)=2017年7月4日【朝鮮通信=時事】 北朝鮮の朝鮮中央テレビは4日午後、「特別重大報道」を放送し、ICBM「火星14」の試験発射が「成功した」と発表した。発表内容が事実なら北朝鮮によるICBM発射成功は初めて。 北朝鮮は4日午前、北西部・亀城から日本海に向け弾道ミサイル1発を発射。稲田朋美防衛相は高度、飛行時間ともに過去の記録を更新したと明らかにした。特別重大報道によると、火星14はこのミサイルを指すとみられ、高度2802キロに達し、39分間にわたり933キロ飛行した上で「日本海の目標水域に正確に着弾した」としている。