北朝鮮の軍事力 (212/288)

北朝鮮の精密誘導弾道ミサイル発射の瞬間[2017年5月30日付の朝鮮労働党機関紙・労働新聞電子版より]【時事通信社】 北朝鮮国営の朝鮮中央通信は30日、精密制御誘導システムを導入した新たな弾道ミサイルの発射実験に成功したと伝えた。金正恩朝鮮労働党委員長が立ち会った。北朝鮮は29日、東岸の元山から弾道ミサイル1発を発射。日本海の日本の排他的経済水域(EEZ)内に落下したと推定されており、同通信の報道はこれを指すとみられる。 同通信によると、ミサイルは7メートルの誤差で目標点に着弾し、金委員長は「大いに満足」した。金委員長は昨年、「敵艦船を含め、海上、地上の任意の標的を精密に攻撃できる弾道ミサイル」の開発を指示していたといい、対艦弾道ミサイルとして配備することも念頭に置いているとみられる。