引退会見するスピードスケート女子の小平奈緒さん=2022年10月27日、東京都千代田区【時事通信社】 スピードスケートの2018年平昌五輪女子500メートル金メダリストの小平奈緒さん(36)が27日、東京都内で引退会見を開き、競技人生を「山あり谷ありのジェットコースターのような日々。一度も振り向くことなく歩いてきた」と表現した。 6000人を超える観衆の中、22日に行われた全日本距離別選手権(長野市)での女子500メートルを優勝で終えてから5日。現役最後のレースを「あの場(エムウエーブ)にいた全ての人が、あの空気をつくり出してくれていたということを思うと、今も心が震える。毎朝ほっぺたをつねって現実だったと確認する毎日」と振り返った。 今後は相沢病院所属のまま、母校の信州大で特任教授として第二の人生を歩む。「学生に何かを教えるのではなくて、学生と共に考えられる授業ができれば」と決意を語った。
2022.02.07
スポーツ
【スピードスケート】小平奈緒
引退会見するスピードスケート女子の小平奈緒さん=2022年10月27日、東京都千代田区【時事通信社】 スピードスケートの2018年平昌五輪女子500メートル金メダリストの小平奈緒さん(36)が27日、東京都内で引退会見を開き、競技人生を「山あり谷ありのジェットコースターのような日々。一度も振り向くことなく歩いてきた」と表現した。 6000人を超える観衆の中、22日に行われた全日本距離別選手権(長野市)での女子500メートルを優勝で終えてから5日。現役最後のレースを「あの場(エムウエーブ)にいた全ての人が、あの空気をつくり出してくれていたということを思うと、今も心が震える。毎朝ほっぺたをつねって現実だったと確認する毎日」と振り返った。 今後は相沢病院所属のまま、母校の信州大で特任教授として第二の人生を歩む。「学生に何かを教えるのではなくて、学生と共に考えられる授業ができれば」と決意を語った。