2022.02.07 スポーツ

【スピードスケート】小平奈緒〔北京五輪〕 (50/266)

「韓日友情賞」を授与された後、自撮りする平昌五輪スピードスケート女子500メートルで金メダルを争った小平奈緒(左)と韓国の李相花=2019年4月7日、ソウル【時事通信社】 韓国で昨年2月に開かれた平昌冬季五輪のレガシー(遺産)づくりを進める「2018平昌記念財団」は7日、平昌五輪スピードスケート女子500メートルで金メダルを争った小平奈緒(相沢病院)と李相花(韓国)両選手に「韓日友情賞」を授与した。 ソウル市内のホテルで開かれた式典には、両選手が出席。小平選手は平昌五輪後に李選手から「奈緒がいて私がいる。私がいて奈緒がいる」と伝えられたエピソードを明かし、「お互いから学び、励まされ、選手、人として成長してきた私たちを表すメッセージだと感じた」と二人の関係を振り返った。 一方、2014年のソチ五輪以降、負傷で引退も考えたという李選手は、「奈緒がいたので挑戦を続けることができた」と述べ、小平選手の励ましが選手生活の支えになったと語った。 平昌五輪では小平選手が金メダルを獲得し、3連覇を目指した李選手は銀メダル。レース後、小平選手が涙を流す李選手に「チャレッソ(よく頑張ったね)」と声を掛け、抱き寄せた姿は両国で称賛された。