2022.02.07 スポーツ

【スピードスケート】小平奈緒〔北京五輪〕 (198/266)

世界スプリント選手権で女子総合優勝を果たし、メダルを手に笑顔を見せる小平奈緒=2017年2月26日【時事通信社】 スピードスケートの世界スプリント選手権最終日は26日、カナダのカルガリーで行われ、小平奈緒(30)=相沢病院=が世界新記録の総合得点146.390点を挙げ、日本女子で初の制覇を遂げた。これまでは2001年の三宮恵利子、10年の吉井小百合の2位が最高だった。男子で2度優勝した黒岩彰に続き、日本選手2人目の快挙。 小平は第1日の500メートル、1000メートルともに日本新記録で総合首位に立ち、最終日も500メートルは1位、1000メートルは3位で総合優勝を果たした。  小平は今季好調で、ワールドカップの500メートルで6勝。韓国の江陵で行われた世界距離別選手権では500メートルで日本女子初の優勝を飾り、来年2月の平昌五輪で金メダルの有力候補となった。◇小平奈緒の略歴 小平 奈緒(こだいら・なお)長野・伊那西高、信州大を経て相沢病院所属。10年バンクーバー五輪は1000メートル、1500メートルで5位、団体追い抜き銀メダル。14年ソチ五輪は500メートルで5位。同種目で同年11月のW杯を初制覇。17年世界距離別選手権500メートルで日本女子初の優勝、1000メートルは2位。500メートルは36秒75、1000メートルは1分12秒51の日本記録保持者。165センチ。長野県出身。30歳。