北朝鮮の軍事力 (68/295)

「核水中攻撃艇」を試験 米韓に対抗、多様な兵器誇示―北朝鮮 【ソウル時事】朝鮮中央通信は24日、北朝鮮が21〜23日に新兵器「核無人水中攻撃艇」の試験を日本海で行ったと伝えた。新兵器は、作戦水域に潜航して水中で核爆発を起こし「極めて強力な津波」で「敵の艦船集団や主要港を消滅させる」という。23日まで米国と韓国が実施した大規模合同軍事演習に対抗し、核を搭載できるとする多様な兵器の開発を誇示した形だ。 金正恩朝鮮労働党総書記が指導した。21日に北朝鮮東岸で投入された核無人水中攻撃艇「ヘイル(津波)」は日本海の水深80〜150メートルを59時間12分にわたり潜航。23日に敵の港を想定した目標点で試験用弾頭が水中爆発した。同通信は新兵器が2012年から秘密裏に開発されたと主張した。 写真は北朝鮮の核無人水中攻撃艇「ヘイル」を視察する金正恩総書記※撮影場所、日付は不明(2023年03月24日) 【朝鮮通信=時事】