北朝鮮の軍事力 (245/295)

2012年4月15日に平壌で開かれた故金日成主席の生誕100周年の軍事パレードに登場した大型ミサイル。全長は約18メートル、太さは2メートルと推定されている。起倒式発射台を備えた16輪式の運搬車両に載せられ、外見から2段もしくは3段式のロケット推進とみられるが、射程距離などスペックは不明。ロケットモーターが液体燃料方式か固体燃料方式かは分かっていない。固体燃料の場合、運搬車両に載せたまま陣地を移動し、迅速に発射することができる。液体燃料は陣地に展開してから注入する必要があるので、兵器としての機動性は低くなる。欧米の専門家の多くは、今のところ固体燃料方式ロケットの技術を北朝鮮が保有している可能性は低いとみている(2012年04月15日) 【AFP=時事】