2021.12.22 その他

【2021年】時事通信社が選ぶ10大ニュース特集 (18/20)

【海外8位】COP26でグラスゴー合意 10月31日から11月13日にかけて英北部グラスゴーで国連気候変動枠組み条約第26回締約国会議(COP26)が開かれ、成果文書「グラスゴー気候合意」を採択した。産業革命前からの世界の気温上昇を1.5度に抑える方向性を初めて明確化。地球温暖化対策の国際枠組み「パリ協定」は「1.5度」を努力目標に掲げているが、より強い決意で推進する姿勢を打ち出した。 温室効果ガスの排出削減対策を講じていない石炭火力発電の削減や、化石燃料の無駄な消費を助長する非効率な補助金の段階的廃止に向けた努力を加速することも盛り込んだ。化石燃料の利用が温暖化の原因だと初めて位置付けた格好で、石炭火力を今後も使い続ける方針の日本に対し、国際社会での風当たりが強まる恐れがある。 写真は、国連気候変動枠組み条約第26回締約国会議(COP26)の全体会合。中央はシャーマ議長=11月13日、英グラスゴー 【EPA時事】

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