2021.12.22 その他

【2021年】時事通信社が選ぶ10大ニュース特集 (9/20)

【国内9位】温室ガス、46%削減の新目標 菅義偉首相は4月22日、米国主催の気候変動サミット(首脳会議)で、国内の温室効果ガス排出量を2030年度に13年度比で46%削減する新目標を表明した。従来目標は同26%減で、大幅に引き上げた。産業革命前からの気温上昇を1.5度に抑えるには、世界全体で30年に排出量を半減させることが必要とされており、これに沿った形となった。 政府は10月22日の持ち回り閣議で、46%削減の裏付けとなる新たな「エネルギー基本計画」を決定。30年度の電源構成について、再生可能エネルギーの比率を19年度実績の18%から36〜38%に拡大させる一方、火力の割合を76%から41%に減らす方針を示した。ただ、残り8年しかない中で達成へのハードルは高く、実現の見通しは立っていない。 写真は、オンラインの気候変動サミットで演説する菅義偉首相。画面内はバイデン米大統領=4月22日、首相官邸(内閣広報室提供) 【時事通信社】

【2021年】時事通信社が選ぶ10大ニュース特集