2021.12.22 その他

【2021年】時事通信社が選ぶ10大ニュース特集 (19/20)

【海外9位】独メルケル首相が引退 ドイツ首相として16年に及ぶ長期政権を築いたアンゲラ・メルケル氏が12月8日、社会民主党(SPD)のオラフ・ショルツ氏を首相とする新たな連立政権発足を受け、政界を引退した。欧州債務危機など数々の難題に安定した手腕で対処し、「欧州の顔」として活躍。退任式典では「政治的にも人間的にも多くを求められたが、常に充実していた」と振り返った。 2000年からキリスト教民主同盟(CDU)の党首を務め、05年に首相に就任した。脱原発政策の決定やウクライナ問題での仲介で指導力を発揮する一方、難民への寛容な政策が批判を浴びたこともあった。国際協調を重視し、先進7カ国首脳会議(G7サミット)などの国際会議では米国第一主義を掲げるトランプ前米大統領とたびたび対立した。 写真は、先進7カ国首脳会議(G7サミット)でトランプ米大統領(右端)と向き合うドイツのメルケル首相(中央)=2018年6月、カナダ・ケベック州 【AFP時事】

【2021年】時事通信社が選ぶ10大ニュース特集