2021.12.22 その他

【2021年】時事通信社が選ぶ10大ニュース特集 (12/20)

【海外2位】米アフガン撤収、タリバン政権発足 アフガニスタン駐留米軍が8月、完全撤収し、20年に及ぶアフガン戦争に終止符が打たれた。2001年の米同時テロを首謀した国際テロ組織アルカイダのビンラディン容疑者を保護したとして、イスラム主義組織タリバン政権を攻撃し、崩壊させた米国は、山岳地帯に逃げ込んだタリバンとの戦闘を継続。「米史上最長の戦争」となったが、1月に就任したバイデン大統領が撤収を決断した。戦争では米兵2300人以上が死亡、約8250億ドル(約93兆円)が投じられた。 一方、タリバンは米軍撤収の意向が伝えられると、隙を突くように各地を制圧、8月15日には首都カブールを陥落させ、権力を再び掌握した。だが、暫定政権発足後も対立する武装勢力のテロが続き、治安回復のめどは立っていない。 写真は、アフガニスタンの首都カブールの大統領宮殿を制圧し、権力の座に返り咲いたことを誇示するタリバン兵たち=中東のテレビ局アルジャジーラが8月16日に放送 【AFP時事】

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