【2021年】時事通信社が選ぶ10大ニュース特集 (11/20)
【海外1位】新型コロナ、世界の死者500万人超 世界の新型コロナウイルス感染者は11月初旬に累計で2億5000万人を超え、死者は500万人を上回った。インド由来の変異株「デルタ株」が猛威を振るった。一方、多くの国でワクチン接種が進んだほか、11月には米メルクが開発した飲み薬が初めて英国で承認され、抗体カクテル療法などと共に重症化を防ぐ治療の選択肢が増えた。 感染状況が落ち着いた国では、移動や経済活動への制限措置が緩和された。ロックダウン(都市封鎖)などの厳しい対策で打撃を受けた景気は、急速に回復した。しかし、世界保健機関(WHO)が11月下旬、「懸念される変異株」に新たに指定した「オミクロン株」は、デルタ株よりも感染力が強いとされる。各国が水際対策を再び強化するなど、警戒態勢を取っている。 写真は、ロックダウン緩和を受けて営業を再開したパブの客=5月17日、ロンドン 【AFP時事】