【2021年】時事通信社が選ぶ10大ニュース特集 (4/20)
【国内4位】衆院選で自民絶対安定多数 第49回衆院選が10月31日に投開票され、自民党が国会を安定的に運営できる絶対安定多数の261議席を得て、岸田文雄首相(同党総裁)の続投が決まった。共産党など野党と共闘して政権交代を目指した立憲民主党は公示前の110議席から96議席に減らし、枝野幸男代表が辞任。11月の代表選で泉健太氏を選出した。 首相は10月4日の就任から11日目で衆院を解散。解散から投開票まで17日間という戦後最短の短期決戦となった。公明党は公示前の29議席を32議席に伸ばした。立民は共産党、国民民主党、れいわ新選組、社民党と213選挙区で候補者を一本化して臨んだが、敗北した。野党共闘と距離を置いた日本維新の会は公示前の11議席から4倍近い41議席を獲得、第3党に躍進した。 写真は、自民党の当選確実候補者名に花を付ける岸田文雄首相(左から2人目)=10月31日、東京都千代田区 【時事通信社】