フィギュアスケートのジュニア・グランプリ(GP)シリーズ上位6人で争うジュニアGPファイナル最終日は12日、スペインのバルセロナで男子フリーが行われ、ショートプログラム(SP)3位で16歳の宇野昌磨(愛知・中京大中京高)が163・06点で1位となり、自己ベストの合計238・27点で逆転優勝した。 日本男子の優勝は2005年の小塚崇彦、09年の羽生結弦に次いで3人目。 11月の全日本ジュニア選手権を制した宇野は、4回転や2度のトリプルアクセル(3回転半)など全てのジャンプを成功させた。SP首位の山本草太(邦和スポーツランド)が2位となり、初の日本勢によるワンツーとなった。 写真はフィギュアスケートのジュニアGPファイナル男子を制し、喜ぶ宇野昌磨(中央)。左は2位の山本草太(2014年12月12日) 【時事通信社】