フィギュアスケート全日本強化合宿で報道陣の取材に応じる宇野昌磨=2019年7月15日、愛知県豊田市【時事通信社】 フィギュアスケート男子の宇野昌磨(トヨタ自動車)は15日、今季はメインコーチを付けずに臨むことを明らかにした。地元愛知の中京大を練習拠点とし、ジャンプは本田武史氏に指導を受ける。全日本強化合宿が行われている愛知県豊田市の中京大で取材に応じ、「あまり不安はない。一人でもやれると思っている」と話した。 新たなメインコーチと練習拠点は海外を軸に探すとし、「自分と同じようなレベルの選手や、複数の4回転ジャンプを跳んでいる選手の近くで毎日やりたい」と語った。 宇野は6月に山田満知子、樋口美穂子両コーチの元を離れた。その後、モスクワ近郊で平昌五輪女子金メダルのアリーナ・ザギトワ(ロシア)らを指導するエテリ・トゥトベリゼ氏の合宿に参加した。今後は新プログラムを振り付け、9月にはスイスで合宿に参加してステファン・ランビエル氏の指導を受ける予定。