2019.05.13 その他

新元号は令和 (24/82)

新元号「令和」発表後に交付され、有効期限が平成で表記されている運転免許証=2019年4月3日、東京都品川区(一部画像処理しています)【時事通信社】 新元号「令和」が公的な証明書に登場するのはいつか−。楽しみにしている人も少なくないが、政府は改元までに作成した公文書は「平成」で記載すると申し合わせており、お目見えは5月以降になりそうだ。 東京都大田区の男性(74)は3日、鮫洲運転免許試験場(品川区)で「平成34年」と有効期限が記された免許証を受け取った。表記について「テレビでやっていたので知っていた。令和は後からでももらえる。記念です」と笑った。 一方、目黒区の建築業相川英二さん(70)は「実は楽しみにしていた。令和になっているかと思ったのに」とがっかり。平成表記の免許証に、「しょうがない」とあきらめ顔を見せた。 警察庁によると、新元号が記載された運転免許証が交付されるのは5月5日からの見通し。同月1〜4日は祝日などで交付手続きができないためだ。 国土交通省や中小企業庁が交付する車検証や船舶免許、中小企業診断士登録証なども4月中の交付は有効期限が平成表記のまま。狩猟免状などを扱う都道府県も「国の基準に従う」(東京都)という。