宇宙の神秘 コズミックフォト (39/215)

カシオペヤ座の方向に約8000光年離れた所にある巨大な青いシャボン玉のような星雲。ハッブル宇宙望遠鏡の撮影画像をカラー処理した〔NASA・ESA提供〕【AFP=時事】 欧州宇宙機関(ESA)は2016年4月23日までに、カシオペヤ座の方向に約8000光年離れた巨大な青いシャボン玉のような星雲の鮮明な画像を公開した。ハッブル宇宙望遠鏡の広角カメラで撮影した4枚の画像を組み合わせてカラー処理し、一目で全体像が分かるようにした。 この星雲「NGC7635」のシャボン玉のような構造は直径約10光年もあり、中心より左に位置する明るい恒星から放出されたガスなどで形成されている。ガスは時速10万キロ以上の速さで流れ、シャボン玉は膨らみ続けているという。