2022.06.02 その他

世界のオークション (9/155)

米俳優ピーター・メイヒューさんの「チューバッカ」の被り物=2012年7月、ロサンゼルス【AFP時事】 米人気映画シリーズ「スター・ウォーズ」で人気キャラクターの猿人「チューバッカ」役を演じ、19年に死去した米俳優ピーター・メイヒューさんの遺品が競売に出され、23年2月10日に取り消される事態があった。旧家の屋根裏に残されていた物を後の家主が出品したため、メイヒューさんの妻が中止を求めていた。 メイヒューさんは約25年前に英中部キースリーの自宅を売却した。膝と関節に痛みがあったため屋根裏部屋に入れず、「帝国の逆襲」などシリーズの台本やサイン入りの写真といった物が部屋に残されたままだった。 その後の家主がこれらを発見し、競売に持ち込んだ。評価額は1点当たり約180ドル(約2万4000円)だったが、幅広い関心を呼ぶと期待されていた。 妻は「ピーター・メイヒュー財団」のツイッターに「私たちの持ち物がこのような形で出品されたのを見て本当に心が傷つく」と投稿。財団が競売人に、家族に返還することが望ましいと伝えたところ競売サイトから10日に削除された。(AFP時事)