【野球】1980年代 「夏の球児」
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広島商(広島) 重広和司内野手 第70回大会で、主将・4番打者としてチームをまとめ、全国優勝に導いた。5試合中4試合で安打を記録した。3回戦の日大一(東東京)戦で本塁打を含む4安打6打点。決勝の福岡第一戦では前田幸長投手(のちロッテ)から決勝打を放った。9回2死二塁から右翼線へ二塁打。広島商は「相手チームに失礼だから」とガッツポーズすることを禁じていたが、この時ばかりは高々とこぶしを突き上げた。法大から三菱重工広島へ進んだ。(1988年08月23日) 【時事通信社】