2023.08.23 スポーツ

【野球】1980年代 「夏の球児」 (9/43)

名古屋電気(愛知) 工藤公康投手〔2〕  変化球の中でも、特にカーブが際立っていた。いわゆる「懸河のドロップ」。打者は皆、その大きな落差に目を見張った。「球の握りは自分で考えた。部屋の天井に向かって指ではじき上げたりしている時に、この曲がり方はいい、いけそうだって思うんです」。工藤はこともなげに言った。プロ拒否の姿勢を打ち出していたが、ドラフト6位で西武に入団した。(1981年08月撮影) 【時事通信社】