ロシア軍ウクライナ侵攻 (402/716)

ミサイル攻撃後に残されたベビーカー=ウクライナ中部ビンニツァ=2022年7月14日[ウクライナ非常事態庁提供]【時事通信社】 ウクライナでロシア軍の攻撃による民間人の犠牲に歯止めがかからない。14日にはビンニツァの市街地がミサイルで狙われ、4歳の女児が死亡し、その母親は足を失った。現場に残された無残なベビーカーの写真は、国中に悲しみと怒りをもたらしている。 ウクライナのメディアが伝えたところによると、攻撃前に母親がSNSに投稿した動画には、ベビーカーを自ら押す娘のリザちゃんと2人で散歩する様子が収められていた。この後、ミサイルが近くに命中。現場には破片が散らばり、燃える自動車から黒煙が上った。ウクライナ大統領府によると、着弾したのは黒海の潜水艦から発射された巡航ミサイル「カリブル」だった。