FA50ゴールデンイーグル AGM65マーベリック空対地ミサイルを発射したFA50戦闘攻撃機。FA50は高等練習機T50をベースにした実戦投入可能な戦術機として開発され、韓国空軍の現用機で旧式化したF5戦闘機などを代替する形で配備が進んでいる。火器管制にはTA50に搭載されたEL/M2032レーダーの改良バージョンを使用、兵装を強化することを目指した。ただ、2016年までに60機が生産され、実戦部隊に配備されたものの、搭載火器の不具合が多発し、運用は難航しているようだ。 FA50は19年から米ロッキード・マーティン社製AN/AAQ33照準ポッドの適合テストを実施しており、同照準ポッドの搭載が可能になれば、長距離対地攻撃が可能なスタンドオフ兵器の使用が可能になる。なお、韓国政府はFA50の輸出も目指しているとされるが、これまで韓国以外に採用を決めた国はない。(2014年10月08日) 【EPA時事】

韓国の空軍力