KF21ポメラ 韓国の次世代戦闘機で、2010年にインドネシアと共同開発することで合意し、プロジェクトがスタートした。写真は21年4月に公開された試作初号機で、22年度中の初飛行を目指している。初号機のお披露目まで「KFX」と呼ばれていたが、制式名称がKF21、愛称がポメラ(鷹)であることが明らかになった。 機体のスペックが明らかにされていないため、性能については分からない部分が多いものの、エンジンはF/A18スーパーホーネットが搭載しているものと同系列で、米ゼネラル・エレクトリックグループのGEアビエーション社製F414GE400を装備することが決まっている。横から見ると米ロッキードマーチン社製F35に似ているが、KF21はエンジン2基を装備する双発機で、機体はかなりの大型になる。韓国政府はアビオニクスなどに国産製品を多用する方針だが、米国からの技術移転で課題があり、実用配備がいつになるかは見えていない(2021年04月09日) 【EPA時事】

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韓国の空軍力