宇宙の神秘 コズミックフォト (37/218)

約1億1400万光年先で渦巻き銀河同士が衝突し、形成された目のような構造。青色はハッブル宇宙望遠鏡で観測した無数の星など、オレンジ色はアルマ電波望遠鏡で観測した一酸化炭素の分布〔NASA、ESA、米国立電波天文台など提供〕【時事通信社】 おおいぬ座の方向に約1億1400万光年離れた宇宙で渦巻き銀河同士が衝突し、目のような構造が形成されている様子が観測された。こうした構造は数千万年しか続かないとみられ、銀河の時間スケールでは非常に短いという。 欧米のハッブル宇宙望遠鏡と、日米欧などが南米チリで運用するアルマ電波望遠鏡で観測した。米オハイオ州立大などの研究チームが2016年11月8日までに米天文学誌アストロフィジカル・ジャーナルに発表した。