001A型航空母艦 中国が2013年から大連で建造を進めていた初の国産空母で、17年4月26日に進水した。電子システムや火器などの艤装を進め、20年代初頭に就役する見通し。スペックについては何も公表されていない。海外メディアは全長315メートル、全幅72メートル、満載排水量6万トンと報じている。蒸気タービン機関を搭載した通常動力艦とみられるが、エンジン出力や最大速力は不明。 ウクライナから購入した空母を改装し、12年に就役した遼寧を踏襲した船体構造で、艦載機を射出するカタパルトはなく、前部に傾斜をつけたスキージャンプ式の飛行甲板を備えている。右舷中央に大型のアイランド型艦橋が設けられ、艦橋上部の周囲に設置されたレーダーのアンテナとみられる大型の四角い板状の装備が目を引く。飛行甲板の外周にはスポンソン(張り出し)が設けられ、航空機運用関連の機器や対空兵器が備えられるとみられる(2017年04月26日) 【AFP=時事】