沖縄県の宮古島南方で、艦載戦闘機を発艦させる中国海軍の空母「山東」[防衛省統合幕僚監部提供]【時事通信社】 防衛省統合幕僚監部は10日、中国海軍の空母「山東」が7日から9日にかけて、沖縄県の宮古島南方の太平洋で、約120回に上る艦載機の発着艦を実施したことを確認したと発表した。山東は2019年に就役した中国初の国産空母で、発着艦の確認は初めて。中国が台湾周辺で行った軍事演習に参加したとみられ、防衛省は運用能力の向上が目的とみて警戒している。(2023年04月10日)