ジャンプ週間第1戦で優勝し、表彰式で笑顔を見せる小林陵侑=2018年12月30日、ドイツ・オーベルストドルフ【時事通信社】 ノルディックスキーのワールドカップ(W杯)ジャンプ男子は30日、ドイツのオーベルストドルフで伝統のジャンプ週間第1戦を兼ねた個人第8戦(HS137メートル、K点120メートル)が行われ、小林陵侑(土屋ホーム)が138.5メートルと126.5メートルを飛び、合計282.3点で優勝した。W杯2連勝で今季、通算とも5勝目。 ジャンプ週間で日本選手が勝ったのは2001年1月のガルミッシュパルテンキルヘン大会の葛西紀明(土屋ホーム)以来18季ぶりで、史上4人目。1997〜98年の船木和喜(フィット)以来、日本勢2人目の総合優勝に向けて好スタートを切った。日本男子でW杯通算5勝は岡部孝信に並ぶ歴代4位。